赤ちゃんは、生後6ヶ月を過ぎると自分で動けるようになるため行動範囲が広がり、思わぬことによるやけどの事故が急増します。
やけどの事故は、家庭内で起こるのが大半です。私達家族が赤ちゃんの行動をしっかり把握していなければいけません。
また、赤ちゃんには“熱い”ということをまだ理解していないので、様々なものを大変無防備に触れようとします。
ヒーターやこたつ類の電気器具の置き場所や、温かい離乳食等には十分注意し、やけどをさせない環境作りに心がけることがとても大切です。
▼やけどに気を付けたいもの――蒸気、湯
熱いものを、床から近い場所に置くことはやめましょう。
電気ポットや炊飯器、やかんから出てくる蒸気を赤ちゃんが覗き込んだりし、顔や手にやけどを負う危険があります。
お茶の湯気や炊きたてのご飯でも赤ちゃんはやけどすることがありますので、注意してください。
▼やけどに気を付けたいこと――直接触れて起こるやけど
キッチンに赤ちゃんを入れないようにしましょう。
調理中は油がはねたり、熱いものを間違えてひっくり返してしまったりする危険があります。
ドライヤー、アイロン、暖房器具、ホットプレート等を使うときには充分注意が必要です。
また、スープやみそ汁、インスタントカップめんをこぼして、体に浴び、やけどを負ってしまうこともありますので、食事の最中も赤ちゃんの行動に目を離さないようにしましょう。
そして冬の時季は、ストーブやファンヒーターに近づくだけでも危険ですので、ガードを作り付け、赤ちゃんが近寄れないようにしてください。
▼赤ちゃんがやけどをしてしまったら
赤ちゃんのやけどは、皮膚が大人と比べ薄くて弱いため、軽いやけどでもすぐに水ぶくれを作ってしまいます。
やけどを進行させないためにも、充分にやけどを負った部分を冷やすようにしましょう。
軽いやけどを負ったとき流水にあてて冷やしますが、数分程度でやめず、必ず20分以上冷やしてください。
顔等の直接流水をかけられない部分は、水で濡らしたタオルをあててください。そしてこまめにタオルを交換し、冷やし続けるようにしましょう。
●すぐに病院に連れて行かなければいけないやけど
以下のようなやけどを負ってしまったら、至急病院へ連れて行き、診てもらってください。
・目、鼻、口、頭、手・足の指全体、関節、陰部、肛門部等にやけどを負ったとき
・やけどが500円玉以上の大きさだったとき
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